【11月度定例会について】
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■テーマ:企業再建・廃業における経営者保証ガイドラインの活用の可能性
■講師 :寺岡 雅顕 様
■日時 :11月17日(火)19:00-21:00
■場所 :文京シビックセンター4階 シルバーホール
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
■講師プロフィール :
寺岡 雅顕:企業再建・承継コンサルタント協同組合 常務執行役員
【略歴】
慶応義塾大学卒業後 広島銀行入行。東京企画部を経て、融資第一部審査役。
特定先審査・事業改善支援業務を担当。整理回収機構出向後、監査部、リスク統括部にて格付審査を担当。
その後、融資企画部にて人材育成研修体系を構築。平成25年同行を退職。同年、㈱エフティーエスを設立。
企業再建・承継コンサルタント協同組合に参画。
著書:ベテラン融資マンの知恵袋(銀行研修社)他
■内容
金融機関が中小企業に融資を実行するにあたっては、経営者を保証人にすることが当たり前に行われてきました。
従来は経営に全く携わっていない、経営者の親族までも保証人にしているケースも散見されました。
現在は、経営に直接携わらない方の保証を原則禁止しています。
それとともに、昨年(平成26年)2月1日より「経営者保証ガイドライン」を施行し、各金融機関にガイドラインに沿った対応を指導しています。
反面、金融機関では、すべての営業店にその内容が浸透し、徹底しているかというと、まだそこまでは至っていないのが実情ではないかと思います。
中小企業診断士として、経営者保証の実態、ガイドラインの理解、金融機関に支援先の経営者が経営者保証を要請された際の対処について理解しておくことは非常に重要なことです。
「講師よりのコメント」
経済環境は大きく変化し、企業総数の減少が続く中、行政は景気浮揚と地方創生に向けた様々な政策を展開しています。経営者保証ガイドラインは、その重要な政策の一つです。
しかし、残念ながらガイドラインに対する正しい理解は進んでおらず、リスクの観点においては専門家の中にも誤解があるように見えます。
本セミナーは、従来経営者保証が果たしてきた役割と、企業経営者側が知っておくべきガイドラインの本質について理解を深めることを目的に構成します。
■懇親会
会 場:北海道 後楽園メトロ・エム店(前回と同じ)
予約名:中小企業政策研究会「笹原」
会 費:3,000円(予定)
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■今後の定例会スケジュール
下記のリンクより、「年間スケジュール」をご確認ください。