2012年7月度の定例会についてご報告いたします。
今回は岩本組が担当し、外部講師の大島康義氏による講演と、チームメンバーによるパネルディスカッションを行いました。
発表者:岩本組
テーマ1「後継者が進めるべき創造的事業承継と中小企業診断士が求められる役割」
Seisaku2012071自身が後継者として事業承継を経験し、その失敗から学んだ教訓を「後継者の軍師」として伝道している大島氏から、事業承継特有の危険性の具体的な指摘とともに、事業承継に対しての認識を改める必要性、診断士が事業承継を支援する上で果たすべき役割などをお話し頂きました。一般的な「事業承継とは何か」という認識を揺さぶり、パラダイムをシフトさせる、非常に有意義な内容でした。
テーマ2「他士業パネルディスカッション」
(パネリスト:大内会員、田村会員、山下会員、加藤会員、松永会員 司会:岩本リーダー)
Seisaku2012072後半は、診断士以外の資格(他士業)を併せて保有しているチームメンバー5人をパネリストとして、診断士と他資格を活かした今後のビジョンや、他資格と比べた時の診断士の特徴などについて議論されました。税理士・会計士・社労士などの資格を持つ各会員の話から、経営支援を担う診断士に求められる役割を多面的に捉えることができました。また、政策研の会員の幅の広さを再認識するとともに、保有資格の面でも差別化を図ることに貪欲な各会員の姿勢に感服しました。
以上