はじめまして。中小企業政策研究会の多賀恵子です。
受験生のみなさん、2次筆記試験の合格発表まであとわずか。心の準備は出来ていますか?
さて、筆記試験で見事合格を勝ち取った後には、最後の関門「2次口述試験」が待っています。
私は、2014年度に口述試験を受験しましたが、実は面接は大の苦手…。幸い合格できたものの、振り返ればたくさんの反省点がありました。
そんな反省点も踏まえつつ、受験生のみなさんに、口述試験までに必ずやっておきたい3つのことをご紹介します。
【1】口述試験の受験票を確認しよう!
合格発表後、口述試験の受験票が送られてきます。日時、会場、受験番号を必ず確認しましょう。また、万が一届かない場合は、必ず早めに中小企業診断協会に問合せをしてください。
【2】2次筆記試験の問題を思い出そう!
口述試験では、筆記試験で登場した事例企業について質問されます。しかし、試験の場で事例企業についての説明はありません。試験官の質問に的確に答えるためには、「事例企業はどんな会社か」を頭に入れておくことが必要です。
事業内容、顧客、強み・弱み、課題…特に、設問で問われた内容に関連する内容は、切り口を変えて口述試験で問われるかもしれません。口述試験の前にもう一度、問題を復習しておきましょう。
【3】実践の練習をしておこう!
合格率の非常に高い試験とはいえ、ここで合否が決まるかと思うとかなり緊張するものです。ぶっつけ本番で口述試験に臨むのではなく、1回、できれば2回は模擬面接で練習をしておきましょう。また、予備校等で提供している予想問題集も頼りになります。練習の場でならどんなに失敗しても大丈夫です! 特に面接が苦手な方、あがり症の方は模擬面接で場慣れをしておくことをお薦めします。
私自身は、筆記試験終了後から一度も問題を開くことがなかったため、事例の内容はほとんど覚えていませんでした。その結果、合格発表翌日の模擬面接では、試験官の質問が全く理解できず、緊張と焦りで半泣きに…。その時の反省を生かして、本試験までの数日間で、事例をもういちど読み直し、質問されそうなポイントは書き出して、試験直前まで持ち歩いていてスキマ時間に読んでいました。
また、とにかく場慣れをしたかったので、模擬面接は、発表翌日と本試験前日の2回参加しました。1回目は前述の通り散々な結果でしたが、練習でたくさん失敗しておいたおかげで(笑)、本試験ではあまり緊張せずに受答えをすることができました。答えに詰まった時でも、試験官の方がヒントを出してくれます。リラックスして臨みましょう!
中小企業政策研究会でも、12/10(土)に模擬面接セミナー(無料)を開催します。昨年度に口述試験を受験した政策研メンバーが、全力でみなさんをサポート致します。自信を持って本試験に臨むために、ぜひご参加ください。お待ちしています!
多賀恵子(たが けいこ):
1980年生まれ。東京農工大学大学院農学教育部卒業。大学卒業後に造園建設会社に入社し、植栽メンテナンス業務に従事。現在は経営管理部門にて、採用・総務・広報等、一般管理全般に携わっている。2016年3月診断士登録。
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