2018年1月度の定例会についてご報告致します。
はじめに、岩本統括幹事より「中小企業の社長の良き相談になって欲しい。待っていては何も生まれない、自ら積極的に活動して欲しい」との代表挨拶がありました。続いて七田幹事より、当研究会の理念や主な活動内容等について概要説明がありました。そして、計12チームより、今年の活動方針や活動内容、求める人材像などについて説明を行いました。
■チーム紹介
① 流星塾(遠藤会員)
「Gの時代は終わりを告げ、Lの時代がやって来た」。冒頭から何言ってんだこいつ感満載のプレゼンを要約すると、地域コミュニティの再生と、地域内で完結する小さな経済循環を生み出すことが、より人間らしい暮らしを取り戻すことにつながるということのようです。2017年は、NPO組織の設立支援や、まちづくり事業への参画などを行ってきました。
② FAT(宇都会員)
税理士・会計士や金融機関勤務など多彩な会員がおり、財務・会計・税務など金融知識をいかして中小企業を支援することを目指すチームです。管理会計を中心に経営者の意思決定に役立つ事例に取り組んでいます。昨年も2回の政策研定例会の発表の場で、実践的なワークを通じて会員のスキルアップの支援を行いました。
③ PIT:実践IT研究会(萩原会員)
ITに特化した研究会で、実践的なアウトプットを重視しています。毎月、ITの最新動向などを5分間程度のまとめ、プレゼンテーションを行い、ブログで発信するなどの活動を行っています。また、昨年はgoogle社、サイボウズ社と、中小企業診断士の役割について意見交換なども行いました。定例会は毎月第1日曜日の午前中に実施、懇親会は年に一回だけ開催しています。当日の午後を有効に使えることもメリットです。
④ ビジネスモデルカフェ(木下会員)
ビジネスモデルに関心がある方を中心に活動しています。診断士試験では学べなかったビジネスモデルについて、互いに学びあい、教えあえる場の提供を活動方針としています。また、定例会や執筆などを通じて個々のスキルアップも図っています。昨年は、政策研定例会で3回も発表しており、最も貢献しているチームと自認しています。今年のテーマは「ネットワーク型組織」から「デザイン組織」の昇華を目指しています。概ね毎月第4金曜日19時から定例会を実施しています。
⑤ 中小企業M&A研究会(飯野会員)
中小企業の自発的M&Aを“どんどん”ふやすことを目的としたチームです。M&Aの現場で中小企業診断士は、M&Aアドバイザーやコンサルタントとして活躍することができます。チームの方針は、本気志向、実務志向、秘密主義として活動しています。定例会は、毎月一回、第4土曜日の午前中をメインに平日夜間の開催も予定しています。
⑥ チーム岩佐(岩佐会員)
会員は企業内診断士中心で、所属業界は多様な人財構成です。活動内容は月例会として毎月第3木曜日に八重洲周辺の飲み屋で実施しています。加えて、メンバー持ち込み形式の簡易実務従事を年に2~3回行っています。チームの目的は、企業の経営改善に貢献するとともに、企業内診断士としてコンサルティングのスキルを維持し、充実感を提供することです。
⑦事業承継研究会(染谷会員)
企業の事業継続を考えた際、一番のリスクとされるのが、経営者の交代、つまり事業承継です。経営破綻に陥った企業の窮境原因の多くが事業承継に起因するものだとも言われています。我々中小企業診断士にとって、事業の再生と承継に関する正しい知識を身に着け、実践していくことは、責務であると考えます。やる気があれば経験不問。定例会は、偶数月の第2又は第3土曜日。
⑧事業再生研究会(廣田会員・大塚会員)
中小企業の再生支援のため、事業再生について広く深く研究をしております。診断士以外にも、弁護士・会計士・税理士など士業の枠を超えた会員構成であることが特徴です。事業再生の入門者からプロまで、様々なメンバーが在籍しております。毎月第2土曜日に定例会(午前:入門者向け基礎講座、午後:研究会)を実施しています。
⑨企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チーム(三木会員)
企業内診断士のためのチームです。お互いに学び合うことを目的に、定例会を月1回平日夜に実施しています。定例会では、5分間スピーチや各メンバーの業界研究のプレゼン、執筆活動や気仙沼バルの活動などの診断士活動の共有を行っています。また、年に1回「マスターコース入門&徹底比較セミナー」も行っています。
⑩オアシス(三木会員)
沢田先生がリーダーのチームで、主な活動は①ビジネスでのITスキル向上、②仕事(人生)のスキルアップ、③研修ビジネス(講師スキル)などをテーマとした勉強会です。不定期に簡易診断も行っており、実務ポイントも獲得できます。勉強会の講師、勉強会の資料提供など何らかの貢献意志のある方、ボランティア精神のある方、歓迎です。原則、毎月1回、土曜日か日曜日に勉強会を実施しています。
⑪HRC(蜂矢会員・多賀会員)
講師を目指す人の集団です。主な活動としては、①研修企画・構成(コンテンツ)、②伝え方(話し方、ボイストレ等)、③売り方(プロフィール・チラシ等)を行っています。2018年は「プレゼン力の強化」をテーマに、プロのフリーアナウンサーのトレーニングも予定。原則、毎月第2日曜日の午前中に活動しています。
⑫岩本組(岩本会員)
診断士になったからには責任がある。事業再生・事業承継をわからずして中小企業の経営顧問ができるか!?、切磋相談する機会を作りたい、という熱い思いを持って活動をしています。今年は新しい診断・支援を3件程度予定しています。組の掟は、挨拶を心がけること、相手を褒めること、約束(納期)を守ることです。奇数月の第3土曜日に定例会を実施しています。
最後に、2017年度の政策研運営サポーターのリーダーである松田会員より、新年度の運営サポーター募集の案内がありました。運営サポーターとは、政策研の定例会・その他イベントを企画・準備を行う政策研運営の実動チームです。主に診断士一年目会員や新入会員で構成され、診断士の最初の1歩を踏み出す際に心強い「横の強めの繋がり」ができることがメリットとして紹介されました。
1月度の定例会は新入・既存会員含め多数参加があり、各チームがPR活動を行う活気ある会となりました。中小企業政策研究会は、新入会員を大募集しております。あわせて、新年度の運営サポーターも引き続き大・大募集しております。一緒に研究会を、そして日本の中小企業を盛り上げていきましょう!