2014年7月度の定例会についてご報告致します。
7月の定例会は、6月に行われた企画コンペの結果を受けて、新しく選ばれた企画の中から第1回目の発表が行われました。
テーマ:「7つの習慣(スティーブン・コヴィー)と成功法則」
発表者:チーム「オアシス」 沢田一茂リーダー
【7つの習慣】
冒頭は、著者であるコヴィー博士が「7つの習慣」を発表するに至った経緯の話からでした。人の成功は、テクニックや手法ではなく、「人間のあり方」で決まる、そして、7つの習慣はその「人間のあり方」についての話である、とのことでした。私たちは、テクニックや手法について学び、ついそちらに偏りがちになってしまいますが、「人間のあり方」については研鑽を怠ってしまいがちであり、非常に考えさせられる言葉でした。
続いてアージリスの「未成熟=成熟理論」の話から、依存→自立→相互依存の状態の違いについて話があり、相互依存が最高に良い状態で、人に貢献し周りに良い影響を与える公的成功(周囲の人たちと影響を与えあい、相互依存関係を築いて、大きな成果を周囲の人たちとともに実現すること。)が目指すべき姿であるとの話がありました。
その後、具体的な7つの習慣のうち「第四の習慣:Win-Winを考える」について学ぶため、4人1組でのゲームやグループワークを行い、実際のWin-Winの関係を実体験として学ぶことができました。
【成功法則】
「7つの習慣」を全員で体験した後は、沢田リーダーより、これまでの経験から導き出された10の成功法則の発表がありました。「成功者は信頼関係を重視する」「成功者は健康に対する意識が高い」など、なるほどと思わせる内容についての話があり、その10の成功法則については、自己評価を行い、定期的に確認し続けることで、望ましい姿につながる、とのことでした。
実際に自己評価してみたところ、まだまだ研鑽すべき内容はたくさんあることを再認識させられ、とても有意義な一日となりました。