2012年11月度定例会の風景

2012年11月度の定例会についてご報告いたします。

今回はHRCチームより、第1部では、HRCの活動紹介の後、研修・セミナー講師としての失敗例とその対策についての発表、第2部では、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 准教授の松本敦則氏をお招きして、中小企業の海外展開情報と海外中小企業の実態としてイタリア中小企業の生存戦略について講演をして頂きました。

テーマ1 緊急企画「残念な研修・セミナー」 発表者:村上会員

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HRCチームの会員による、これまで見てきた残念な研修・セミナー講師に関するアンケートの結果を基に、研修・セミナー講師としてありがちな失敗例と、講師としての対策について発表いただきました。失敗パターンは、主に3つに整理することができ(=魔のトライアングル)、それぞれの対策を具体的にレクチャーいただきました。

 

 

 

テーマ2 導入「中小企業の海外展開情報」 発表者:花畑会員20121230_12

講演「海外中小企業の実態・イタリア中小企業の生存戦略」 講演者:松本敦則氏

なぜ今、中小企業の海外展開が重点テーマなのかについて、花畑会員による導入発表の後、イタリアと日本の中小企業論を専門とされる法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科准教授の松本敦則氏より、イタリアの中小企業の生存戦略についてご講演いただきました。

 

 

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イタリアの歴史的背景や経済の変遷を踏まえつつ、日本の中小企業と比較したイタリア中小企業の強みや魅力を分かりやすくお話いただきました。特に、伝統的な地場産業集積内の柔軟な専門化のシステムや、競争と協調の風土、強みに特化した中小企業の事例等についてのお話が印象的でした。

以上